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家族法廷 [2011年4月期]

【BS朝日】 毎週水曜放送 (4/27~6/29) [22:00~22:54]

[晴れ] 第1話
『刑事定年』のアットホーム感を裁判官の家庭に置き換えて焼き直したような感じ。旅先で撮ったと思われる若き日の奥さんの写真に写っていた見知らぬ男性が、小学校時代の娘の担任だった(修学旅行先で熱を出した娘のところに駆けつけた)というオチも前作に見られたパターン。

[雨] 第2話
「未記入の離婚届」が見つかり、誰のものだと詮索しあうのはこのドラマの基本パターンだからいいとして、問題はそこから娘夫婦の別れ話に強引に発展させてしまったこと。「勘違いでした」で終われない展開にしておいて、冴子(ミムラ)の「うらやましい夫婦」発言で仲直りは拍子抜け。

[霧] 第3話
見逃す。

[晴れ] 第4話
結婚詐欺の話と思わせて「実はいい人でした」「やっぱり詐欺でした(既婚者)」という覆しを成立させるために、金を返しにきたのは「朋子(岩崎ひろみ)を愛していたから」ではなく、「自分の家族のためだった(犯罪者になるわけにはいかない)」とした点(理由を二重に用意した)に拍手。

[霧] 第5話
見逃す。

[曇り] 第6話
こっそり息抜きしたいから、出張の日数を1日多く申告して、自分の時間を作っていた健一(六角精児)の話。浮気と勘違いした奥さんに本当のことを言えない婿養子の立場がうまくストーリーに生かされているのだから、本当は浮気しようとしていた(思いとどまった)の引っ繰り返しは不要。

[霧] 第7話
見逃す。

[晴れ] 第8話
由加(宮﨑香蓮)が学校でイジメに遭っていることを頑なに隠そうとしている時点で、原因が家族にあるのはすぐにわかる。そればかりか、娘が悩んでいることを見抜けない母親が「態度が悪い」と叱ることで、母親こそがイジメられる原因だと確信できてしまう。うまく転がせば傑作になったのに残念。

[晴れ] 第9話
亡くなった奥さんが手紙のやり取りをしていた「あきら」さんを男性と思い込み、旦那がやきもきする話。現れた男性が代理で、奥さんとは同人仲間だったというオチから、家族(特に旦那)への感謝をつづった投稿にしんみりする終わり方は前作『刑事定年』を思い出させる

[晴れ] 第10話(最終回)
冴子(ミムラ)は小野寺家に なくてはならない存在になっていた、という最終回にすることははじめから決まっていたのだろう。そのための「旅行」「ストーカー騒ぎ」「離婚問題」の流れなのだろうが、ここで一気にまとめるのではなく、初回からもっと彼女のエピソード(伏線)をばら まいておくべきだった。
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