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マッスルガール! [2011年4月期]

【TBS】 毎週火曜深夜放送 (4/19~6/21) [24:55~25:25]

[雨] 第1話
倒産寸前の女子プロレス団体の再建物語に、韓国から来た有名スターの「瞼の母」ものをミックスしたストーリー。一宿一飯の恩義で両者が「家族」になる強引さ、プロレス大会の優勝賞金で借金返済を目論む展開は(借金取りも猶予を与える)、深夜の30分ドラマならではのユルさ。

[雨] 第2話
キム(イ・ホンギ)が母親の失踪を自分のせいだと思い込むエピソードは薄っぺらいし、梓(市川由衣)がジムに連れ戻そうとする説得の言葉も陳腐。

[雨] 第3話
周囲の反対を押し切って男のもとへ走ったら、相手はゲームのつもりだった(仲間と一緒に女を襲う計画)なんて話をいまどきやろうとするのもすごいが、女子プロレスラー相手に「所詮、男にはかなわないんだ」と、無策で飛びつく男たちにはあきれるばかり。せめて眠らせるぐらいの知恵は欲しい。

[雨] 第4話
向日葵(赤井沙希)が青薔薇軍に寝返る話なのだが、裏切る理由が用意されていないのでドラマとして成り立たない。「白鳥プロレスをつぶため」にジムに残ったと もっともらしいことを言うも、具体的に何をしたか不明だし、梓(市川由衣)が問い質さないのも不自然。

[雨] 第5話
向日葵(赤井沙希)が白鳥プロレスを去ったのは「悪役が嫌だったから」とわかる話。前回の言葉はすべて嘘で、悪役でも輝ける(ファンがいる)と気づき復帰する結末は「いつの時代の女子プロレスか」と思ってしまう(そもそも前回、嘘をつく理由がない)。両団体との契約はどうなっている?

[雨] 第6話
つかさ(山本ひかる)が母親を嫌い、それを梓(市川由衣)がたしなめ和解する展開にしたかったのだろうが、母親のヒドイ部分しか描かず(家事をせず、スナックで知り合った男と次々つき合い、娘の宝物を捨てる)、それで最後に「母親だから」感謝しろと言われても うなずけない。

[雨] 第7話
写真を掲げてジホ(イ・ホンギ)の母親探しをしているのに、見つかった女性が同姓同名の別人というあり得ない展開。しかも、落胆したジホは「この町にお母さんはいない」と決めつけ失踪するし(もともとジホが町で母親を見かけたことから始まった話なのに)、強引にもほどがある。

[雨] 第8話
母親がジホ(イ・ホンギ)の前から姿を消した理由が、「自分が病気だと知れば息子が悲しむ(笑顔が消える)から」というのは、いくらなんでも無理がある(黙っていなくなる分には、笑顔は消えないのか)。と思っていたら、ジホは母親の病気を知っていたと、いまごろになって言い出すし…。

[雨] 第9話
マッスルガール杯の代表選手に推された まい(亜耶バネッサ)が、青薔薇軍に襲われてケガを負うお決まりの展開。精神力と、仲間の応援(テーピングしただけ)で戦いに挑もうとするのは無謀…というより、まともに歩けない まいよりも、ほかのメンバーは弱い(勝ち目がない)ってことか。

[雨] 第10話(最終回)
ジホ(イ・ホンギ)の母親が死んだと思わせて、生きていたのがミソなのだろうが、ジホがたった1試合レフェリングをおこなっている間に「緊急手術が成功しました」では「よかったね」ではなく「だまされた」感のほうが強い。最終回だから仲良くなりました的な締め方はお約束。
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