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マドンナ・ヴェルデ ~娘のために産むこと~ [2011年4月期]

【NHK】 毎週火曜放送 (4/19~5/24) [22:00~22:50]

[雨] 第1話
冒頭で娘の代理出産を懇願された母親が断る場面と、本編でそれを受け入れるまでの時間的、心情的な流れが不鮮明で、唐突に母娘の主張が入れ替わったように映ってしまう(母体の危険性を唱える娘と、何が何でも生みたがる母親に急変身)。俳句の解釈だけで心変わりしたのか?

[雨] 第2話
代理出産の事実を誰が大学に通報したかという謎を提出するために、助産師(柴田理恵)はエスパー並みの勘の鋭さを持ち合わせ、理恵(国仲涼子)は簡単に計画を院長(藤村志保)に打ち明け、丸山(長塚京三)は不自然なまでの偶然でその事実を知ってしまう なんともお粗末なストーリー。

[雨] 第3話
理恵(国仲涼子)が母親にリスクを冒させてまで代理出産を望む理由が、単に「子供が欲しいから」では納得できない。てっきりガンで子供を産めなくなった(自分の命と引き換えに、お腹の赤ん坊を殺した)贖罪の気持ちからだと理解していたのに…。ただのエゴイスティックな女になってしまった。

[雨] 第4話
母親のお腹を借りて自分の子供を産んでもらおうとしているに、「自分の赤ちゃんだから、自分の好きなようにする(旦那と離婚、代理出産を公表)」という言葉がどうして出てくるのか、まったく描けていない。代理出産の問題と、母子の確執を同時にやるための土台ができていないのが致命的。

[雨] 第5話
理恵(国仲涼子)のところでは出産しないと言っておきながら、診察は受けに行く みどり(松坂慶子)の不思議。代理出産を公表することが、理恵にとっての野心でも使命感でもいいのだが、それを通すのに「みどりが自分に黙って丸山(長塚京三)に相談した」ことを責めるのは筋違い。

[雨] 第6話(最終回)
代理出産の事実を公表すべきでないとする側の意見は常にブレず、説得力があるのに、公表すると息巻く理恵(国仲涼子)は、どうも場当たり的に「理由」を見つけては、こじつけている印象しか残らない。案の定、なぜ「公表しない」決意を固めたのか よくわからないまま終わってしまった。
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